私ごとですが、この度第二子を出産いたしました。
しばらくは育児を満喫して、徐々に仕事を再開できればと思っております。
産後3週間のリアル:第二子は思ったより大変
第二子の産後は、よく言われるように「慣れているから楽」ではなく
“上の子の対応が増えてむしろ大変” を実感しました。
- 上の子の意志の芽生え・赤ちゃん返り(おしゃぶり奪ってチュパチュパしとったw)
- 肩こりや腱鞘炎なりかけ。授乳ベストポジション作るのに地味に指筋使う・・
- 授乳で体力が削られる
- 夜間授乳と上の子の早起きで慢性睡眠不足
- ブラック企業勤めの夫は仕事で忙しくあてにできない
――この状態が続き、義母様のサポートはあれど、「このままじゃ身体がもたない」と判断。
義母様に上の子の朝晩対応をお願いして、魔の3週間目に区の助成を使って産後ケアを利用することに。
結果、大大大正解でした!!!
区の助成を使った産後ケア宿泊とは?
私が利用したのは 自治体の「産後ケア事業(宿泊型)」。
自治体によって内容は違いますが、多くの区で以下のようなサポートが受けられます。
産後ケア宿泊で受けられる主なサービス
- 助産師・看護師による授乳・育児相談
- 母乳トラブル対応(乳房ケア、授乳姿勢の調整など)
- 赤ちゃんの預かり(ママの休息タイム)
- 食事付き(栄養バランスの良い温かい食事)
- トイレ付きの個室でゆっくり休める
- 心身のチェック(産後うつ予防にも)
「ホテルのような快適さ × 医療者のサポート」という安心感。
特に第二子以降は夜間授乳と日中の上の子対応で本当に休む時間が取れないため、宿泊型ケアはめっちゃ助かります。
実際に宿泊して感じた3つのメリット
① とにかく眠れる。身体の回復スピードが違う
赤ちゃんを預け、夜間5〜6時間まとまって眠れるだけで、思考がクリアになり別人のように楽に。
やはり1番大事なのは睡眠!!!!とりあえず眠れてたらなんとかなる、と言っても過言ではない。
産後1ヶ月は、とにかく無理せず、ひたすら食べる!眠る!少なくとも横になる!に徹するのが良いと思います。
② プロに相談できて母乳育児が安定
第一子の時に乳腺炎で泣いたので今回もそれが一番不安でした。今回も出産直後の数日間は胸がパンパンに張ってまた泣いたよね←
分泌が良く、主に浮腫が原因だとか。ある程度は日にち薬なので、圧抜いて飲んでもらい、ただ耐え。
なんとか退院時には治ってくれ、今もかろうじてトラブル回避できている状態。
産後ケアでは、助産師さんに相談して今後の授乳の仕方やタイミングなど断乳に向けて不安がなくなりました。
事前に知識をつけて対策することで、乳房トラブルの予防になるのも大きなメリット。
③ 気持ちが軽くなり「また育児を頑張ろう」と思える
産後はホルモンの影響で涙もろく、ネガティブになりがち。
優しいスタッフさん達に話を聞いてもらい、赤ちゃんを預けてリセット時間を持てたことで、心がふわっと軽くなりました。
申し込み方法:できる限り早めの予約を!
私の住む区では、産後ケア利用の流れはこんな感じでした。
- 妊娠時に産後ケア利用書を受け取る(大事なので無くさないように!!)区のHPで対象施設をチェックし目処をつけておく
- 出産後すぐに(私は産後翌日に問い合わせ開始しました)施設に予約の電話
- 日程調整後、施設へ宿泊
区によっては 24時間以内に申し込み→即日利用 できるところもあります。また妊娠中の事前登録が必要な施設もあります。
最近国の助成も充実してきたことにより認知され始めたためか、1ヶ月以内利用は満室の場合も・・
「他の用事もあるので、この期間に使いたい」「産後うつが心配」そんなときは早めに相談するのがおすすめです。
利用料金は?区の助成でかなりお得に
産後ケア宿泊は本来1泊3万円〜するサービスですが、
区の助成のおかげで 0円 (!!!)の負担で利用できました。
葛飾区様様・・
あまり知られてないけどここだけの話、実は最近、東京都葛飾区の子育て応援の勢いが凄すぎる。。
他にも東京都一時預かり助成はもちろん、家事代行は子供一人当たり週1でなんと無料で使える・・2人なら週2・・神。
コスパ良く生活したい新米ママはぜひ葛飾区へ!笑
おっと・・つい熱量が・・話を戻します。
産後ケアは自治体によって金額や泊数の上限が異なるため、事前確認がおすすめです。
「区名+産後ケア助成」で検索すると最新制度が出てきます。
自治体によりますが、宿泊型でも1泊5000円前後〜で利用可能な地域が多いです。
産業医の視点で解説
産後ケアの医学的メリット:なぜ“休むこと”が母子の健康を守るのか?
産業医として、産後ケアは 「贅沢」ではなく、科学的にも推奨される“医療的休息” だと断言できます。
以下は医学的に明らかになっているポイントです。
◆① 睡眠不足を補い「産後うつ」を予防する
産後うつの最大のリスク因子は 慢性睡眠不足。
泊まり込みで赤ちゃんを預かってもらい、まとまって眠ることは“最優先の治療”です。
- 睡眠不足 → 自律神経の乱れ
- ホルモン変動 × 疲労 → 不安・イライラが増幅
- サポートなし → 産後うつ率が急上昇
産後ケアは、この悪循環を断ち切る確かな手段です。
◆② 母乳トラブル(乳腺炎・しこり)を予防
授乳姿勢が悪いまま続けると、乳腺炎リスクが高くなります。
助産師による授乳指導は、医学的に見ても 炎症と発熱を予防する介入。
産後ケアで改善しやすくなる症状:
- 乳頭亀裂(切れる)
- しこり・つまり
- 乳腺炎の発症予防
- 吸わせ方・抱き方の修正
医療職のチェックが一度入るだけで、その後の授乳が何倍も楽になります。
◆③ 肉体疲労(肩・腰・腱鞘炎)を軽減
第二子以降は 抱っこ回数が倍増。
腱鞘炎・腰痛・肩こりは立派な産後トラブルで、早めの介入が大切です。
助産師に抱っこや授乳姿勢を直してもらうだけでも、慢性痛の予防になります。
◆④ 自宅環境でのストレスを軽減し、夫婦関係の悪化も防ぐ!?
第二子産後は「上の子のケア × 新生児対応」で精神的負荷が非常に大きく、
厚労省も“産後ケアの利用を推奨”する理由のひとつです。
また疲れやホルモンの乱れがある状態で、
どうしても旦那さんの些細な言動にイラッとしてしまうのはやむを得ないでしょう。(当事者です)
あえて旦那さんと距離を取ることで、しなくていい喧嘩を阻止する効果もあります。
何気に最重要事項ではないでしょうか・・(旦那よ、悪く思うなよ)
産後ケアで一度リセットすると、夫婦関係の悪化、育児ノイローゼ、キレやすさなどの悪循環が改善しやすくなります。
もちろん産後ケア利用後も、定期的になんらかのリセットが必要ですけどね。
まとめ:産後ケアは“頑張り屋のママこそ行くべき場所”
産後は「もっと頑張らなきゃ」ではなく、
回復していい、助けてもらっていい 時期です。
区の助成を使えば、費用を抑えて安心できる環境で休息できます。
特に第二子以降の産後は、本当に体が悲鳴をあげやすいので“行ける時に行く”のが母子ともに最善です。
この記事が、同じように産後でしんどいママの助けになりますように。