こんにちは、えりぼです。
そろそろストレスチェックを実施始める事業者さんも増えてきた頃です。
全中小企業のストレスチェック義務化は皆さんどうすれば?と悩むこともあるのではないでしょうか。
逆に職員さん側の話としては、産業医面談で高ストレスと判定された方が来られたとき、「え、私がですか?自分では気付きませんでした」とおっしゃることがよくあります。
これは珍しいことではありません。高いストレス状態を自覚しにくい構造が、体と心の両方にあるからです。
なぜ自覚できないのか:2つの理由
1. 慣れ
日常的に高いストレスにさらされていると、その状態が「普通」になります。比較対象が「過去の健康な自分」ではなく「今の疲れた自分」になるため、「まあこんなもん」と感じてしまいます。「最近疲れやすくなった気がするけど、これくらい普通かな」——これが危険なサインです。
2. アドレナリンによる鈍化
強いストレス状態では、アドレナリンやコルチゾールが分泌されます。これらのホルモンは疲労感や痛みを一時的に抑制する作用があります。つまり、頑張れている感覚があるときほど、実はホルモンが疲弊をマスクしているケースがあります。
セルフチェック:5つのサイン
以下のうち3つ以上に当てはまる場合、体が休息を求めています。
- 以前楽しんでいたことへの興味が薄れた
- 眠りの質が落ちた(時間は変わらないのにすっきりしない)
- 小さなことでイライラすることが増えた
- 食欲が変動している(増えた・または減った)
- 何かを決めるのが面倒になった
これらは「根性がないから」ではなく、「休ませてくれ」という体のシグナルです。
「大丈夫」という言葉に注意する
産業医として長年面談していて気づいたのは、「大丈夫」を多く使う人ほど注意が必要ということです。自分が大丈夫かどうかを確認する余裕がない状態こそ、最もケアが必要な状態です。
今日からできること
今夜寝る前に1分だけ、「今週、自分は何に一番疲れたか」を考えてみてください。言語化するだけで、自覚が始まります。
それを続けて、自分は何に疲れやすいのか、逆に自分が本当にしたいことは何か、など自己理解を進めていきます。
そうして気力と時間の無駄遣いを減らすことができる。やることの「選択と集中」することによってパフォーマンスが上がっていき、時間をコントロールできるようになる。そうしてだんだんとストレスとうまく付き合っていけるようになるんです。
余裕がある時こそ、セルフケアや自己理解を深める時間を積極的に取りましょう・・!